玉蘭茶園

所在:
宜蘭県大同郷松羅村鹿場路1号

アクセス:
台鉄宜蘭駅前または羅東のバスターミナルから、梨山または南山行きの國光客運バスで「玉蘭」下車。

特徴:
 宜蘭は、それほど有名とは言えないが、お茶の産地でもある。雪山山脈から宜蘭中央部を流れ下る蘭陽溪が、宜蘭平野に出てくるあたりの玉蘭がその場所だ。扇状地の要にあたる部分である。蘭陽溪の川岸から河岸を上がって、川を見下ろすような段丘の上部に、茶園が作られている。水はけがよく、朝晩は川霧が上がり、昼間は日がよく当たる、茶の産地によく見られる地形である。
 
この辺りでは、無農薬で栽培された茶葉は、手摘みされて「宜蘭蜜香紅茶」として売られている。ウンカが噛んだ茶葉で作られる全発酵の紅茶で、独特の甘みが感じられる。

管理人のコメント:
 玉蘭茶園にはレジャー農場関係者の案内で車で行ったのだが、あいにくの天気。でも、蘭陽溪に沿って走っているころには見当たらなかった茶園が、川岸から斜面を登るようになると、あちらこちらに茶園が出現するようになって、気持ちが高ぶる。川霧ならぬ小ぬか雨ではあるが、茶園にかかる霧を連想させてくれた。(2010年10月)

 2回目に行った時には川岸からほど近い茶之郷という茶園で一息入れた。そこでは擂茶を体験させてくれたのだが、客家人なのか尋ねるのを忘れてしまった。この茶園では、春4月には(部分発酵の)烏龍茶、夏6月には(完全発酵の)紅茶、冬11月にはもう一度烏龍茶と、年に3回茶づくりをしていた。上のほうにある玉蘭茶園は大規模な茶樹の更新中で、1、2年目の若い株に植え替えられていた。(2015年7月)
        

山の向こうの平地に見えるようなところに蘭陽溪が流れている。大きな川で、川岸一帯は農地となっている。

斜面に作られた茶園で、等高線に沿って畝が並ぶ。煙った向こうに蘭陽溪の対岸が見えるはずなのだが。

10月だったが、よく伸びた茶葉。もう少しで、冬茶の茶摘みの時期。

 時折雨雲が切れると、玉蘭茶園の全貌が現れる。

茶園の片隅にカンゾウの花。ここららもっと南に下って、花蓮に入ると金針花(カンゾウ、金針菜になる)の大きな花園がたくさんある。

青々と葉を伸ばした茶葉を見ていると、茶摘みをしたくなる!

しばらく見ているうちに少し明るくなって、蘭陽溪が姿を現した。右側が西で上流。



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