紫藤廬

住所:台北市新生南路三段16巷1号

電話:02-2363-7375 

営業時間:10:00~22:00(食事は11:30~14:00、17:30~20:00)
古蹟見学時間:10:00~17:00

休日:旧正月

アクセス:MRT松山新店線公館駅または台電大樓駅から徒歩15分くらい

URL:http://www.wistariateahouse.com

特徴:
 紫藤廬は元は日本統治時代の台湾総督府高官の宿舎として建てられた建物。戦後は大学教授の家となり、戒厳令下の圧政の時代には、民主的知識人たちが集まり、語り合うことのできる数少ない場所に一つだったという。
 1981年茶館として再出発、1997年に建物の保存運動が起こり、古蹟として指定された。古蹟でありながら茶館でもあるので、建物内の見学だけも可能である。歴史的建物の文化的意義を認め、保存し、修復し、再利用するという流れの先駆けとなった。

管理人のコメント:
 台北で、どこか一か所、茶館を紹介して欲しいといわれたら、たぶん第一候補が紫藤廬になると思う。ただし、ゆっくりお茶を楽しめる人という、条件が付く。文化や歴史の匂いが染みついたような建物だか、その空気を感じ取れる人でないとでダメとか、この建物の歴史がどうとか、なんてことはない。でも、お茶のメニューを開いて、茶葉につけられた名前を見て、この茶葉にこの名前を付けたかとうなずけるような人と一緒だとうれしいかも知れない。
 茶葉代は220元~400元前後(一人)で300元~350元ぐらいの品ぞろえが多い。茶葉を持ち込む場合はお湯代が220元(一人)かかる。茶葉は2回分以上が小さな茶罐に入ってくるので、余った分は持ち帰ることになる。6人以上の場合は、部屋の貸し切りも可能。
 お茶請けの点心は80元~910元で、ドライフルーツ、台湾菓子など、いろいろ揃っている。食事時間内のメニューは、380元のセットメニューが4種類。決して安くはないので、やっぱりお茶が楽しめる人でないと、かえって不満が残るかも知れない。
        

建物と入口の様子

新生南路の歩道に沿って、木造の建物が目に入ってくる

門を入ると奥に藤棚があり、緑濃い庭が見える。入口は右手の扉

藤棚に覆われた庭は狭いながらも池も設けられている

庭には椅子やテーブルも置かれているが、使われてはいないようだ。庭はいつ行っても緑濃く茂った印象

庭から客席を見る。床までの広いガラス窓で開放的

池には錦鯉が群れ泳いでいた

中に入ると、ちょっとした物販コーナーがあり、茶葉や茶器を購入できる。商品のレベルは高い

板張りの床に白い壁、シャンデリアの落ち着いた雰囲気

座り心地のよい低い椅子とテーブルで、ゆっくりくつろげる

お湯はテーブル脇のアルコールランプで。水は山の湧き水を使っているという。お茶の入れかがわからければ、お店のスタッフが教えてくれる

窓際の席からは、庭の緑が見渡せる

店の奥には小上がりの畳敷きの部屋がいくつかある。人数が多ければ、貸し切りもできる

畳だが腰板や窓枠がモダンな和洋折衷のデザイン

文化活動の拠点としての歴史を引き継いで、現在でも様々な活動が行われている。ギャラリーもあり、茶道具などの個展もよく開かれている

左は奥に続く廊下の一画。右は客席から入口のカウンターを見たところ

入口から外を見る。台北で2時間ぐらい(最低でも1時間)、お茶を楽しみながらのんびり休んだりおしゃべりしたりする時間が取れるなら、おすすめ



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