馬蹄哈主題館

所在:雲林県口湖郷港西村養魚路5-3号

電話:886-5-7970503

開館:8:00~17:00

休日:火曜

アクセス:
台鉄民雄站から約30km。クルマで約1時間

特徴:
 台湾西海岸中部にある雲林県の台湾海峡に面した沿岸の集落にある。この辺りは養殖業が盛んで、特に60年代、70年代には「養鰻王国」と呼ばれていた。地下水を際限なく組み上げたり、勝手に海水を引きこんだりしたころから地盤沈下は激しくなり、台風や高潮で大きな被害を出すに至った。現在は、組合を結成し、環境に配慮した養殖漁業が営まれている。虱目魚、台湾鯛、エビなどと並んで盛んなのがカキやハマグリの養殖である。

 「馬蹄蛤」は今、台湾で注目を集めている養殖のハマグリのような二枚貝。もともと台湾には4種類の原生種の蜆がいたが、沿岸の環境汚染や紅樹(マングローブ)林の減少に伴って激減、現在残るのはわずかに台湾蜆と紅樹蜆の2種類のみ。
 その野生原生種の紅樹蜆の人工孵化に取り組み、養殖技術を確立し、長期間飼育によって蜆ほどの小さな貝を大きなハマグリほどもある貝に育てることに成功した。そしてつけられた名前が「馬蹄蛤(マティーグー)」である。
 馬蹄蛤の養殖に成功した漁民の曾さんの養殖場が「馬蹄蛤主題館」である。曾さんはカキや馬蹄蛤の養殖の傍ら、レストランを経営、見学者なども受け入れて、消費者と生産者のを結び付け、地元養殖業の発展に貢献している。

管理人のコメント:
 口湖村は漁村ではあるが、漁村ではあるが、海で漁をするのではなく養殖漁業を営む漁村である。なので雰囲気は農村に近い。広い田んぼの代わりに、大きな養殖池が広がっていると思えばいい。
 馬蹄蛤は、その名の通り馬蹄ほどもある大きさから名前が付けられた。「蛤(ハマグリ)」という字が使われているが、もともとは紅樹蜆(マングローブシジミ)で、かつてこの海岸地帯がマングローブ林だったころにはたくさん採れたという。馬蹄蛤はしっかりした食感で、とろりとおいしい。栄養豊富で精力がつき美容にもいい、ということで人気があるとう。


養魚場の隣りに建つ青い建物が印象的。大きく馬蹄蛤(マーティーグ―)と書いてある。

大きな蛤の絵と「馬蹄蛤の家」の文字が書かれた作業場。

これがここ馬蹄蛤テーマ館の主力産品の馬蹄蛤で養殖池で6年育てたもの。右が1年目。小さな「紅樹蜆」がびっくりするほどでかくなった!

馬蹄蛤のほかに、カキの養殖もしている。

養殖場。水を撹拌する水車が回っている。このあたりには、大きなな養殖池がたくさん連なっている。

海からは数百メートルは離れているようで、見ることはできなかった。漁業といっても養殖漁業で、水田の畑作と雰囲気が似ている。水は海水と淡水の混じった汽水だそうだ。

何という木か名前はわからない。種がたくさん落ちている。

貝殻で作ったオブジェ。これは蜂かな。

牛乳パック?で作った帽子。

テーブルは、浮きを支柱にした手作り。

馬蹄蛤の炭火焼き。殻をあけるとプルプルの身とたっぷりの汁。

きれいに透き通ったかなりのレア。ちょっとこわいくらいで、もっと焼いてくれた方が食べやすいのだが、そうは言えない雰囲気。この新鮮具合がいいらしい。ミネラルなど栄養分がたっぷり。 

こちらは焼きガキ。これもほとんどレア。

スープ。どれがシジミでどれがアサリでどれがハマグリか?でも、そういう品種の区別ではなく、同じ紅樹蜆のようだ。大きいのも小さいのも殻の模様は同じ。この貝も、透明感を残した煮加減。

炒米粉。ビーフン炒め。

ゆでエビは熱が入り渡った瞬間に釜揚げしたような絶妙のゆであがりで、いくらでも食べられる!このあたりはエビの養殖も盛ん。

これをみてやっとわかった。馬蹄蛤の成長具合。シジミの大きさから、アサリの大きさを経て、6年で大きなハマグリぐらいにまで育つとは驚き!

こちらは生蠔(牡蠣、カキ)の成長具合の標本。台湾カキは、日本のカキとちょっと形が違うようだ。こちらは成長が早い。

中くらいのが文蛤(ウェングー)で蛤蜊(グーリー)と呼ばれることが多く、アサリぐらいの大きさ。右二つは、カキ。

貝殻で作ったお土産の飾り物。わざわざ買わないけど、DIYで自分で作るならおもしろいと思う。実際、小中学生たちが学校活動でここに来ると、大喜びで作って帰るという。



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