勝洋水草休閒農場

住所:宜蘭県員山郷尚徳村八甲路15-6号

電話:03-922-2487(レストラン予約:03-922-5300)

営業時間:
(参観)9:00~17:00
(レストラン)11:30~20:30

料金:100元(参観のみ、DIY体験は別料金)

URL:http://www.sy-water.com.tw/

アクセス:
宜蘭駅からタクシー約15分
八甲休閒漁場からは500mぐらいの距離

特徴:
 勝洋水草レジャー農場は、農場のイメージとはちょっと違っている。生産しているのは水槽に入れる水草である。水田に囲まれたコンクリートの近代的な建物。でも近寄ってみると稲田ではなくて、水草のたんぼだった。
 ここでおもしろいのは、ガラスボトルに作る小さな生態系。ボトルに水草と砂と小さなエビや魚を一緒に入れておくと、安定した環境になって、日常は何の世話の必要もなく飾っておけるのだという。
 もう一つ特筆すべきはレストラン。見た目にも美しく、味も一流の食事ができる。食材はもちろん宜蘭の地元産。食事だけに来るお客さんも多い。
 宿泊施設はないので、水草の栽培を見学し、DIYでボトルを作り、おいしい食事をするのが、ここでの遊び方だ。

管理人のコメント:
 勝洋水草レジャー農場を訪問したのは、10月の雨の日だった。レジャー農業協会の人に案内してもらったのだが、水草農場と聞いてもイメージがわかなかった。到着してみると、コンクリート造りの近代的なデザインの建物が、水田に囲まれて建っていた。水田といってもコメを作っているわけではなく、水草で覆われている。農場は水草の栽培場だった。台湾では最大規模の水草栽培場である。栽培している水生植物は400種。淡水魚類も数十種、繁殖している。台湾国内の水族館はもとより、日本、カナダ、中国大陸、ドイツなどにも輸出されているそうだ。水槽の中に入れるあの水草である。アクアリウムに興味のある人なら、すごくおもしろいところだと思う。
 ここは山が近く、豊富な伏流水が湧き出ている。ミネラルなど栄養分も豊富で、その水を利用しているのだという。周辺には八甲休閒漁場など、淡水魚の養殖場も多いが、豊かな水のたまものだ。
 参観していると、ボトルシップのようなガラス瓶やフラスコ、丸いガラスボールがさくさんある。中では水草と小さな魚かエビが泳いでいる。
 ガラス瓶の中に、水と水草と砂と小さな魚類で、一つの小さな生態系を作るのだという。別料金DIYで教えてもらいながら作ることができる。時間がなくて実際に体験はできなかったし、日本に持ち帰るのは難しそうだが、おもしろそうだ。
 「水草燈」といって、電球が仕込まれたペンダント電灯もあって、これは近くの八甲レジャー漁場のレストランで使われていた。
 レストランといえば、特筆すべきは併設されているレストラン「勝洋水草餐廳」だ。宜蘭の片田舎で、こんなにおしゃれで手の込んだおいしい料理に出会えるとは、とびっくりしてしまった。(水草の料理ではなく、創作台湾料理!)わざわざここの食事を楽しみに来る観光客もいるくらい、人気の店だと後でわかった。その後何回も宜蘭を訪れる中で、宜蘭は食材が豊富で、食通も多く、台北などで腕を磨いた一流のシェフがいろいろなところで腕をふるっていることもわかった。食材のアレンジの仕方が、見事だ。(2010年10月)


「勝洋水草」は打ちっ放しのコンクリートに広いガラス窓を組み合わせたモダンな建物

建物の前には、水草の水田が広がっている

建物の周りには畦道ならぬコンクリートの通路が巡らされていて散策できる

開放的なガラス戸が心地よい。員山の山々がすぐそこに見える。遠くの山は雲の中

水草の栽培スペースには、澄んだ水があふれている

栽培している水生植物の数は400種近くにのぼるという

水草栽培の副産物がエコボトル。閉ざされた小さな世界だが、まったく世話する必要がないという。水滴型の生態瓶(エコボトル)で小さなエビがすんでいる

ボトルの形はいろいろ。球形だったり、ブタの形だったり

ボトルシップタイプもあった。ここにもちいさなエビ

こんなのだったら作ってみたい

瓶の形やサイズにもよるが、DIYでは250元から創作体験ができる。しかし水草や生きた魚類は検疫の関係で日本には持ち込めない

こちらは、ペットボトルを使った簡易タイプ。学校の課外授業などでも活用されるという

隣接したレストラン「勝洋水草餐廳」。雨の中、お客さんが到着

コンクリート+ガラス+金属の無機質の素材と、グリーン、水、魚の組み合わせがすばらしい。青空のもとでは映えるだろうが、雨に濡れたところも美しい

全面ガラスが開放的

レストラン内も建物と家具がマッチしていて、落ち着く空間

メニューは創作料理。細部まで行き届いて、彩りもきれい

宜蘭は山も近いけれど海も近い。素材は新鮮でおいしいものばかり

これは豬脚。外側をパリッと仕上げたトンソク。この店のいちばんのおすすめメニュー!

豆腐の上に魚の蒸し煮

左は紫芋、五穀米、米粉。右はクコやナツメの入った鶏肉の薬膳スープ

開いた花を観賞しながら飲む蓮花茶



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