花蓮観光糖廠 (光復糖廠)


所在:
花蓮県光復郷大伸村糖廠街19号

アクセス:
台鉄東部幹線光復駅から徒歩15分、レンタサイクルあり。
花蓮駅から台湾好行バス、花蓮観光糖廠下車

URL:http://www.hualiensugar.com.tw/

特徴:
 花蓮では、日本による台湾統治の初期1913(大正2)年から、日本の資本による砂糖の生産が始まり、1921(大正10)年には大和、現在の光復郷に本格的な製糖工場「大和工部」が創設されました。この工場が、光復糖廠の前身となりました。
 第二次大戦の末期には米軍のB-29爆撃機による爆撃を受け大きな損傷を受けましたが戦後修復され、1946(民国35)年、経営を引き継いだ台湾製糖会社により「花蓮糖廠」と名を変えて生産を再開しました。
 その後、工場は設備を増強しながら発展しましたが、1990年を過ぎるころから次第に採算が悪化し、2002年工場は操業を終了しました。工場は、最盛期には周辺6か所に農場を所有し、耕作面積は2,421ha、そのうち1,700haでサトウキビを生産していました。
 現在は、台湾製糖の管理下で「花蓮観光糖廠」として、レストランや宿泊施設、周辺のかつてのサトウキビ畑を利用したサイクリングロードなどと併せた観光スポットに生まれ変わり、人気を博しています。
 近隣のみどころ:欣緑農園
        

広いかつての製糖工場全体が、観光施設として生まれ変わった

工場シンボルの大煙突。「花蓮糖廠」の大きな字が書かれている。周囲に高い建物はないので、どこからでもよく目につく

操業を停止したのは2002年。内部の設備内部の機械設備はそのまま残されているようだ

創業当時のスローガンが残っている。泥、砂、石が混じると機械が壊れる!

倉庫群もそのまま残されている

自然に古びたペイントが古色を奏でる

原料のサトウキビを運ぶ線路と、できあがった製品を運ぶ線路がたくさん敷かれていた

製品運搬用の木製有蓋貨車が残されている

工場内のそこここに設けられた防空壕

工場に隣接して工場の日本式の社宅が並んでいた。荒れた建物を修復して、民宿施設に改装中。こちらはまだ改修前の状態

戸建ての幹部用宿舎から、長屋タイプの従業員用宿舎までランクがいろいろある

甲乙丙丁の丁種宿舎の案内。丁種は一棟4戸の長屋タイプ。四連宿舎である

従業員宿舎をリノベーションした宿泊施設の管理棟

改修後の宿舎群。改修といっても、新しい建材でほとんど新築に近いようだ。デザインは日本式住居を踏襲

整備後は、安心して宿泊できるように設備が整えられている

管理職用から一般用まで、宿舎のランクによって民宿の宿泊料金にも差がある。宿泊費は4人部屋6000元位~

宿舎以外にも、事務棟、警備棟、食堂、売店などいろいろな建物が残されている。一部は売店や展示施設として公開中

工場外の従業員宿舎の外れの空き地に竹でできた高射砲の模型?

こちらは温室のフレームの中にあったプロペラ式戦闘機の模型。花蓮糖廠は、第二次大戦末期に米軍による空襲を受けているので、関連する教材だろうか?

広い敷地の中をレンタルサイクルで移動するファミリー観光客

こちらは「牛覧車」。水牛がのんびり車を引く遊覧車である。

かつてはサトウキビ畑で大活躍していたという水牛も、現在は観光用

おとなしい水牛は子どもたちの人気の的。交代でさなかに乗せてもらって大喜び

力強い蹄。優しい目を見ていると、思わず触りたくなる

工場事務棟の前には、立派な池が作られていた

池を臨む休憩施設では、アイスクリームやシャーベットが大人気

冰淇淋(ビンチーリン)がアイスクリームの総称

紅豆鮮乳冰淇淋

変わり種。バニラアイスに卵の黄身がのった月明冰淇淋




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