阿朵避(Adobe)




住所:
台東県長濱郷三間屋路1-8号

電話:0911-915-261

アクセス:
台東市街から約80キロ。車で3時間ほど。

管理人のコメント:
 台東県長濱郷にある民宿。地図でいうと、台湾東海岸の中央より少し下、北回帰線の少し南だ。東部海岸国家風景区内にあって、海岸風景の美しいところである。ここへは、台東から花東海岸線と呼ばれる国道11号線を北上する。東河を過ぎ、東管と略称される都歴の東部海岸国家風景区管理処(ここには旅客サービスセンターとアミ族文化センターが併設されている)を過ぎ、成功漁港、三仙台を過ぎ、寧埔を過ぎたところで、距離で約100キロ近くある。この間、右手に海岸線と太平洋がずっと見え隠れしている。

 阿朵避(Adobe)民宿は、この11号線沿いにあるのだが、案内の看板を見過ごしてUターンして探すことになった。建物は国道から数十メートル海側に入った海岸段丘の林の中にあって、道路からはまったく見えない。
 何もない海岸線に、打ちっ放しのコンクリートを真っ黒に塗っただけに四角い建物が建っていて、世間と隔絶した隠れ家のような民宿、などと形容されるのも、うなずける。
    
    
打ちっ放しのコンクリート、直線的なデザイン。日が落ちてから日が到着した時には、要塞のように見えた

周囲にも余分なものは一切なし

黒と紫を基調にしていて、色彩的にはシンプルかつナチュラルだが、建物のデザインにはいろいろなアイデアが盛り込まれていた

テラスから南方を見る。彼方まで海岸線が続いている

客室以外にも共用スペースがたくさんあり、さりげなく本棚、イスやクッションが置かれていて、自分の家のような寛ろぎ感が味わえる。いや、自分の家以上の寛ろぎ感だった

共用スペースのリビングのようなところにミニキッチンが付いていて、持ち込みで軽い食事やお茶ができる

一階ホールから2階の客室に上がる階段。室内外とも、階段に手すりはなった

客室内の壁もむき出しのコンクリート

コンクリートと木と布。ベッドやチェアは、手作り感にあふれたデザインで、自分でコツコツ作り上げた別荘のような雰囲気.

遠くに見える管理棟は宿泊棟と別棟になっていて、チェックインして宿泊棟に案内され建物に入ったあとは、誰とも顔を合わせなかった。翌朝、リビングのようなスペースで、同宿の客一組と会っただけだった

屋上にも外階段で上ることができる。遮るもののない太平洋の眺め

海岸まではかなり距離があり、波音はかすかに届く程度だった

コンクリートの空間に、クロスがさりげなく、効果的に使われていた。ここも共用のスペース

廊下の隅の狭い穴倉のようなスペース。なんでこんな場所を作ったのかと不思議だが、腰を下ろしてみると不思議と落ち着く

窓は小さく、カーテン越しに差し込む光がとてもいとおしく感じられる。泊まったのが3月でしかも雨模様だったこともあるかもしれない。これが真夏の太陽の下だったらどうだろうか。暑さから逃れて、ほっとできる場所になるに違いない

部屋からテラス越しに眺める太平洋。贅沢な空間だ

 雨模様だったが、夜中のひと時、月が顔をのぞかせた。部屋は東向きなので、天気がよければ正面に日の出が見えたはずなのだが……

この時は一晩泊まっただけだったが、自家製のパン、ゆっくり自分でいれる咖啡がここでの楽しみのようだ。もう一度、ゆっくりと過ごしてみたい民宿だ。予約客以外は立ち入りお断りで、宿泊者には十分な満足が保証されている



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