土城聖母廟

所在:
台南市安南区城安路160号

開放時間:6:00~21:00

アクセス:
台鉄台南駅から車で25分

特徴:
 土城聖母廟は、台南市街の北の、昔の海岸線だったエリアに建つ媽祖廟です。正式名称は「正統鹿耳門聖母廟」で、近くに建つ「鹿耳門天后宮」と正統性を争っているようです。鄭成功がオランダ人を駆逐した時に上陸した場所が鹿耳門で、当時建てられた媽祖廟が洪水で流された後に、二つの廟が再建され、それぞれが正統性を主張しているのです。

 鹿耳門も土城は地名で、現在でこそ養魚場の養魚池が見渡す限り続く風景ですが、かつてはたびたび洪水の被害にあった海岸線の湿地帯で、最初に建てられた媽祖廟の位置がわからなくなったのが、混乱の原因のようです。
 土城聖母廟は、何度も再建を重ね、現在はとてつもなく巨大な姿となっています。廟の建坪は2万坪もあり、北京の紫禁城を宮殿建築を模しているのだそうです。

管理人のコメント:
 私が土城聖母廟を訪れたときに、ちょうど廟にお参り来ていた団体があった。どこかの媽祖廟の信者たちが、媽祖やその他の神様を連れて、お詣りに来たのである。私は台湾の宗教事情にうとくて、台湾各地の廟でこのような情景に何度も遭遇しているのだが、これを何と呼ぶのかよくわからない。門をくぐる辺りから、ダンギーと呼ばれる人なのだろうか、踊るように、たぶん媽祖に崇敬の情を表しているのだと思うが、憑かれるようにして、廟に近づいてくる。
 爆竹を敷き詰め、進む道を清めるので、あたりは破裂音ともうもうたる煙に覆われ、鳴り物がこれでもかと大きな音を上げて、実に陶酔を誘うような光景で、見ていて飽きない。(2014年3月)
        

大きな建物で、両翼にも別棟が連なっている。建物の高さも優に5階建てぐらいはあるのではないだろうか

媽祖廟というより、宮殿を思わせるような華やかさだ

正式名称の「鹿耳門聖母廟」の扁額が掛かる拝殿

朱色の柱が連なり、壮大を極める。拝殿を囲む回廊のはずなのだが、それ自体が大きな建物で、その間は車も通れる広さ

拝殿の中は2階建てになっていた。二階には「三媽」とある。三体の媽祖像?

こちらが主たる媽祖さまなのか?あまりにもスケールが大きすぎて、よくわからないままに廟を出ることになった

地上に置かれていた釣鐘。なんで地上に?

紙銭を燃やす金爐も大きい

「鹿耳門天后宮」の金爐と同じモチーフのレリーフが描かれていた

参拝の信者グループの人たち。神様の像を手にしている

別の信者グループが、参拝を始める。幟を持った先達や、順風耳、千里眼の従神、後ろに神輿も控えている

歩く場所は、まず爆竹でお祓いする

着流し風普段着にスニーカーだったりして、恰好は普通のオッサンなのだが、神がかってくるとなかなかの迫力で、一つひとつのポーズが様になっている

こちらの人がいちばん,神様と交信できてるのだと思う

手前に帯のように敷かれているのが爆竹で、爆竹の後を進む

手にはさらさのような物を持っている。一つひとつのポーズに意味が込められているのか、それとも一連の動作に過ぎないのか、それもよくわからない。神様に何かを捧げているように思える

後に続く神様が坐った神輿。たくさんの神様がいる

ゆらゆら、ふらふらと揺れるように踊るように・・

神輿に鎮座した神様。どなたかはわからない

いよいよ拝殿に近づいてきた。後ろは鳴り物の太鼓

たぶん、お神酒を手にしたお爺さん?

拝殿の前で、こちらの神輿はお練りを繰り返していた



台湾の寺廟Topに戻る
台湾島Topに戻る